Tuesday, November 08, 2016 10:16 AM
AT&T、アップルTVとファイヤーを無償提供〜番組逐次配信サービスの販促
AT&Tは、月額35ドルの新たなテレビ番組逐次配信サービス「ディレクTVナウ(DirecTV Now)」の加入者に、アップルTV(Apple TV)とアマゾン・ファイヤーTVスティック(Amazon Fire TV Stick)を無償提供する計画だ。
AT&Tは、傘下のディレクTVが100チャンネル以上を月額35ドルで提供する新サービスを立ち上げる計画を10月に発表していた。同等のケーブル・テレビ放送サービスは一般に、月額70〜80ドルする。ウォール街では、ディレクTVナウの月額料金を約50ドルと予想していた。
ビジネス・インサイダー誌によると、AT&Tは、家庭における映像娯楽市場が今後、逐次再生サービスに移行するという予想のもと、既存のケーブル・テレビ・サービス業界から顧客を奪うために、大幅低価格に加え、人気の高い逐次再生端末のアップルTVとアマゾン・ファイヤーTVスティックを特典として進呈する。
AT&Tは、100チャンネル以上を月額35ドルで提供できる理由の一つについて、旧来の衛星放送機器を使わないようにすることで実現させる、と説明した。
アップルTVの価格は約150ドル、アマゾン・ファイヤーTVスティックは約40ドル。ディレクTVナウに3ヵ月加入する契約に合意すれば、消費者はそれらの逐次再生端末を無償で受け取る。3ヵ月加入に合意しない場合、加入者はアマゾン・ファイヤーTVスティックのみを無償で提供される。
AT&Tは、ディレクTVナウで視聴できるチャンネルに関する詳細をまだ公表していない。AT&Tはこれまでに、映画専門ケーブル局のHBOをはじめ、ディスカヴァリー、NBCユニヴァーサル、ターナー、ヴィアコム、ディズニーを含む多くの娯楽大手やケーブル局大手と番組配信契約をすでに結んでいる。
【http://www.businessinsider.com/directv-now-apple-tv-and-fire-stick-giveaway-2016-11】