Thursday, November 10, 2016 10:06 AM

知財管理サービスのアクアナ、IBMクラウドを選ぶ〜日蘭で事業展開を強化

 知的財産権の管理および分析ソフトウェア大手のアクアナ(Anaqua)は、サービスの世界展開を強化するための優先クラウド・サービスとしてIBMクラウドを選んだ。

 ビジネスワイヤーによると、アクアナはIBMとの提携によって、IBMが東京とアムステルダムで運営するIBMクラウド・データ・センターを介して日本とオランダでの事業拡大に注力する。

 アクアナは、社名と同じ名称の知財管理プラットフォームによって、知財管理関連のクラウド・サービスを約150ヵ国で100万人以上の知財専門家に提供している。

 アクアナは、IBMクラウドを使うことで、アプリケーション稼働の高速化や国ごとの規制遵守機能の拡充を図る。

 クラウド基幹サービス業界では、アマゾンのAWSやマイクロソフト・アジュール、グーグル・クラウド、IBMクラウドがクラウド企業への基幹設備サービス提供で競争を激化させている。

 IBMは今回、アクアナを顧客として獲得したことで勢力拡大にはずみをつけたいところだ。

http://www.businesswire.com/news/home/20161102005123/en/Anaqua-Taps-IBM-Cloud-Deliver-Intellectual-Asset