Monday, November 21, 2016 10:19 AM

グーグル、新型のSTBを開発中〜ファイバーTVに4KやHDRの機能を追加

 持ち株親会社アルファベット(Alphabet)傘下のグーグル(Google)は、独自ブランドのスマートフォン「ピクセル」や居間向け仮想執事スピーカー端末「グーグル・ホーム」に続くハードウェア製品を開発中だ。

 4K誌によると、グーグルは、グーグル・ファイバーTVサービスに4K画質の逐次再生機能とHDR(high dynamic range)、そして無線接続機能をもたらす新型セット・トップ・ボックス(STB)の開発を進めている。

 新型STBの外観は従来機種からそれほど変わらないが、従来型の同軸ケーブル用ポートや赤外線機能が取り除かれ、5GHzの帯域幅を可能にする超高速無線接続機能が搭載される見込みだ。

 グーグルは、ファイバー接続サービスを数年前から米国内各都市に拡張し、それと同時に、高速インターネット接続サービスに加えてテレビ配信サービスも提供している。

 インターネット接続やケーブル・テレビ・サービス市場の地域的寡占化や料金高騰に不満を持つ消費者に、安くて速いサービスという選択肢を提供することで、グーグルは既存大手らに挑戦している。

 新型STBによってグーグルのファイバーTVサービスは大幅に拡充され、既存大手らにさらなる圧力をかけることになる。

http://4k.com/news/google-working-on-new-fiber-tv-network-boxes-with-4k-ultra-hd-and-hdr-17390/?google_editors_picks=true#