Monday, December 19, 2016 10:22 AM

太陽光発電、もっとも安い発電燃料源に

 ブルームバーグ・ニュー・エネルギー・ファイナンス(Bloomberg New Energy

Finance=BNEF)のデータによると、太陽光発電は、新たに発電される電力のなかで世

界的には最低コストの燃料源になりつつある。中国とインド、ブラジル、そのほか55の

台頭市場において太陽光発電コストは2010年比で約3分の1まで下がっている。その結

果、太陽光は風力より安い再生可能発電源になるだけでなく、石炭とガスよりも安くな

り、「在来型化石燃料より経済的な発電源になる時代に突入した」(BNEFのマイケル・

リーブライク会長)。ブルームバーグによると、太陽光発電コストは2016年に過去最大

の低下を記録し、中国では8月に、石炭火力発電コストの約半分に相当するメガワット

時あたり29.10ドルまで下がった。